当教室に通う生徒さんの声を一部ご紹介いたします。
私が矢冨先生のレッスンに通い始めたのは3才の頃で、もうかれこれ18年になります。
幼少の頃はいつも週に1回レッスンに通い毎回のように練習をしていました。
先生はレッスンで頑張った分しっかり褒めてくださったので、それが練習のモチベーションだったように思います。
また定期的に発表会で舞台に立つ機会がありました。普段経験すること無い緊張感ある舞台で難しい曲にチャレンジすることはスキルアップに繋がります。昔の私は人よりもできないことが多く縮こまりがちでしたが、ピアノができるということは1つ自分の自信になっていきました。
中学・高校時代には受験のタイミングで数ヶ月お休みしたことも。しかし、お休み中であっても先生はメールでまめに連絡を取ってくださいました。また今まで弾いた曲を気分転換に弾いてみたりして、常にピアノを身近に感じていたことを覚えています。
大学生になってからは月1回程度のレッスンですが、ピアノを通じて感情を共有したり、音楽が生み出す感動を先生と分かち合ったりすることができることは本当に嬉しいことです。これは先生が今まで長期間に渡りピアノの基礎を教えてくださり、表現が磨かれたことに起因すると思います。
また、最近ではピアノ以外の話もたくさんするようになりました。先生はとても好奇心旺盛で誰よりも感受性豊かな方です。ピアノ以外からも先生から学ぶことはとても多く、また今では何でも話すことができるので、2人目の母親のように思っています。私のことをこんなにも想って接してくださる先生と出会えたことは財産であり、本当に感謝しています。
矢冨先生に娘がレッスンしていただくようになって、もうすぐ11年です。
娘が5才だった最初から先生は打鍵の仕方、姿勢や呼吸、気分のコントロール、脱力が大事なことなど、基本をいつも惜しみなく丁寧に教えて下さいました。
そして「音楽にしよう」とおっしゃいます。(音の羅列にならずという意味です)
私は当時、子どもに本気で向き合ってくださる熱心な先生だと確信したのを覚えています。
先生がピアノを弾いて示してくださるお手本の音はもちろんですが、その言葉の表現の豊かさに付添の私は毎回衝撃的な驚きを頂いていたことを思い出します。「オーケストラでバイオリンが賑やかに登場するように」「サンサーンスの『白鳥』のチェロみたいに」など、豊かなピアノ演奏のために他の曲や音色に例える表現、ご指導に、音楽が唯一無二であることを感じました。
娘の成長に伴い、親がレッスンに一緒に伺うことは残念ながら殆どなくなってしまいましたが、レッスンから帰った娘の音が変わっているのを聴くと一音一音を大事に、心を込めて弾くことを先生から少しずつ受け継いでいることが分かります。
娘は今吹奏楽団でホルンを吹き学校の合唱祭などで伴奏や指揮にも挑戦しています。先生はそんな娘の成長をとても喜んでくださいます。
先生との出会いがきっかけでクラシックをよく聴くようになった親ですが、鑑賞する立場の大多数にいる身としては、自ら音楽を奏でる立場の娘を羨ましく思うのです。これからも先生のご指導のもと自分の表現を探してもらいたいと思います。
矢冨先生はご自身が演奏される時、本当に「えも言われぬ」美しい音を出されます。
一体どうしたらそういう音が出せるのかお聞きしたことがあります。
先生は「自分がこういう音をどうしても出したいと強く思い続けることが大事」だと仰いました。
更に力を入れない、つまり脱力すること、ブレスを正しく取り入れること、そして自分の音をよく聞くことを教えていただきました。
「皆、どうしても弾くことの方にばかり神経を集中し、自分の音を聴くということを忘れてしまいがちですが、実は聴くということは大事なことである」ということです。それらのことを教えていただいて、頭では分かっているつもりになっているのですが、なかなかかんたんには出来ません。が、矢冨先生は何度でも本当に根気強く一生懸命に教えて下さいます。
先生、さぞストレスが溜まっておられることと思いますが、とにかく怒るということは決してなさいません。これは先生のお人柄ゆえだと思いますが、怒られると多分萎縮してしまって余計弾けなくなるということを、よく分かっていらっしゃるということもあるかも知れません。また、レッスンの合間のおしゃべりも楽しいです。矢冨先生は本当にエネルギーの塊のような方で、常にポジティブ明るくお元気なので私はいつも励まされております。
私のピアノ人生、いつになっても道遠しの心境で、自分の理想の音を求めて四苦八苦するのは時として辛くもありますが、やはりやりがいがあります。今後もじっくりと音を楽しむことに重点をおいて、続けられる限りレッスンをお願いしたいと思っております。
初めての方には、教材をご紹介しながら、ここでのレッスンの流れをご説明した後、椅子の座り方等の基本をお話し、実際にピアノに触れて頂きます。
途中入会の方は、お差し支えなければ可能な範囲で実際に弾いていただき(決して強制ではございません)、体験レッスンをしながら、これからのレッスンの方向性をお話させて頂きます。
約30分 2,000円(ご入会の際には入会金より差し引かせて頂きます)
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
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